【Figma】デザイン仕様書を作るときに余白や要素のサイズを書き込むのに便利な「Frame Height→Text Sync」プラグイン

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Figmaでデザイン仕様書を作るとき、余白などのサイズを書き込むことはありますか?

「Frame Height→Text Sync」は寸法表示要素の作成を助けるプラグインです。

Figmaのスクリーンショット。h2~h6の見出しデザインの文字サイズと上下余白が示されている
プラグイン使用例
目次

Frame Height→Text Sync

Figmaのスクリーンショット。プラグインUIとFrameHeight->TextSyncコンポーネントが表示されている。
プラグインの紹介画像

プラグイン:https://www.figma.com/community/plugin/1535615262811740523/frame-heighttext-sync

使い方

STEP1.コンポーネントを作成

プラグインUIを起動して「コンポーネントを作成」ボタンをクリックするとコンポーネントが生成されます。

ボタンをクリックしたときの挙動は以下のとおりです。

  • そのドキュメントで初めて使う場合:
    メインコンポーネントとインスタンスの両方が生成
  • 既にコンポーネントがある場合:
    インスタンスのみ生成
Figmaのスクリーンショット。プラグインUIとFrameHeight->TextSyncコンポーネントが表示されている。

STEP2.コンポーネントのサイズを変更

コンポーネントのサイズを変更すると、テキストの数値が自動で変わります。

動画。バウンディングボックスをドラックしてサイズを変えるとテキストが自動で書き変わる

こんなときは?

1. インスタンスのテキストが変わらない

プラグインUIは開いていますか?
テキストの自動更新は、プラグインUIを開いているときだけ動きます。

うまくいかない場合、「2. 他のドキュメントからコピペしたインスタンスのテキストが変わらない」の手順でメインコンポーネントを設定し直してください。

2. 他のドキュメントからコピぺしたインスタンスのテキストが変わらない

メインコンポーネントがドキュメント外にあると、テキストが自動更新できません。

以下の手順で、インスタンスのメインコンポーネントを、現在のドキュメントにあるメインコンポーネントに変更してください。

  1. コピペしたインスタンスまたはそれを含むフレームを選択
  2. プラグインUI下部の「選択したインスタンスを現在のファイル用に変換」をクリック

これで、メインコンポーネントが現在のドキュメントにあるものに置き換わり、自動更新できるようになります。

プラグインUIのスクリーンショット:下部に「選択したインスタンスを現在のファイル用に変換」ボタンがある

3. コンポーネント内部のテキストを手動で書き換えたい

「インスタンスの切り離し(Detach instance)」を行ってください。

インスタンスをメインコンポーネントから切り離せば、テキストの自動更新ができなくなり、手動でテキストを書き換えられるようになります。

※ プラグインUIを閉じている間は、インスタンスのままでもテキスト書き換えできますが、次にUIを開いたとき自動更新されます。テキストを手動で書き換える場合は、「インスタンスの切り離し(Detach instance)」を行いましょう。

4. コンポーネントのスタイルを変えたい

メインコンポーネントのバリアントのスタイルを直接編集するか、バリアントを追加してください。

フォントは Inter Regularから変更すると多分壊れます。

複数のドキュメントで使う可能性があるときは、バリアントの追加の方が、他ドキュメントに適用しやすくておススメです。

FrameHeight->TextSyncのメインコンポーネントのスクリーンショット。赤い縦・赤い横・青い縦の3つのバリアントがある。

プラグイン:https://www.figma.com/community/plugin/1535615262811740523/frame-heighttext-sync

おまけ

このプラグインは、以下の記事を執筆するために作りました。

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